旅日記<プラハ編>

22日(木)
国際電車にてウィーンからプラハへ移動。

夜の7時にプラハ駅に到着>
微妙に薄暗い感じ


<ブランボラークとソーセージ>

プラハ最初の食事は駅構内のスタンドで購入。
ブランボラークはジャガイモのお好み焼きのようなモノ。
ちょっとスパイシー。ソーセージは何を食べても美味い♪
みんなで美味い美味いと言いながら食べていると、女の子2人の日本人旅行者に道を聞かれる。
「私らも着いたばっかりなんだけど・・・」といいながらMが地図を見ながら教える。


ホテルへは白タクで移動。
ボラれるボラれるとの事前情報だったが、料金表を見せてくれて安心料金だった。



23日(金)

<ホテルの名前は「ボーテル・ラチェック」 船を改造したボートのホテル。だからボーテル>
船と聞いて、船酔いに超弱い私は戦々恐々としていたのだが、案外としっかり固定されていて
揺れはなかった(飲んでるから気が付かないんだよーと言われたけど、シラフの時も揺れてなかったよ)
ただーし!全体的に微妙に傾いているのだ。
階段が一番ひどくて、上り下りするたびに三半規管が悲鳴をあげていた。

   
<窓の外はそのまま運河>

鴨やら白鳥が居たので餌付けしみてた。
かわいらしいヤツラだけじゃなくて、レガッタの勇ましいかけ声や夜はこっちでいう屋形船?での大音量の伴奏もばっちり聞こえてくる。


<ホテルの朝ご飯>
コーヒーは濃縮の味、リンゴジュースは水で薄めた?と思える薄さ。
美味いのはハムとチーズだけ。
従業員の愛想の無さは天下一品、お湯をもらうのがまた大変だった。
東欧料理は嫌いじゃないけどそろそろグルタミン酸の入った水気のある暖かいモノ(要はみそ汁とか)が飲みたいなぁとみんな渇望する。
当然、部屋には湯沸かし器も冷蔵庫も無いのでここでお湯をもらわないと!とまず私が厨房をのぞき込んで、
「ひと仕事終わったわ〜」って顔してたばこを吸っている美人のお姉さんに
「ホットウォータープリーズ」と言ってみる。
まるで反応がない。無視である。
ムットしてもう一度言ってみる。・・・が
「何言ってるかまったくわかんないわ」って顔をしてお手上げポーズをされた。
玉砕。
すごすごと戻っていきさつを言うとPが「ホットウォーターじゃないよ、ボイルドウォーターだよ。今度はアタシが言って来る」
とチャレンジ。
そして「なんか言われたけど、ノーって言ってた気がする」としょんぼり帰ってくる。
「え〜〜〜〜!!!お湯くんないの〜?」とギャーギャー騒いでみるモノの、交渉するほどの語学力は無し、持ち込みの後ろめたさから
せっかく持ってきた「あさげ」も「わかめスープ」も飲めないのか・・・・とあきらめかけた頃に
どでかいピッチャーでドン!と持ってきた。
「ノー」じゃなくて「アノ」(ちぇこ語で”はい”って意味)って言ったんだよ〜。
と喜々としてカップにみそ汁やらオニオンスープやら、わかめスープ、果てはミニカップ麺を作り、
「は〜〜〜、美味いね、生き返る」と大満悦。
やっぱ日本人だね。
不思議なモノで、これだけでも相当元気になって、さあ出かけるか!という気になる。

あとで良く見ていると他の宿泊客もジャムやら、くだものやらどっさり持ち込んで食べていた。
なーんだ、みんな物足りないなぁって思ってたんだね。



<街中くまなく走っているトラム>
3日間乗り放題券で地下鉄も一緒に自由に乗り降りできる。

というか、ウィーンもそうだったが、改札や検札というものが存在しない。
改札らしきモノはあるけど、誰も居なくてみんなスルー。
抜き打ちで検札が来ると聞いていたけど、今回はたった1度だけ。
しかも私達だけ検札される。
と言うことはもしや交通機関は国民はタダなのか????

この検札がびっくりで、車内で普段着のおっちゃんがスススと寄ってきて変なバッチを見せてくるのだ。
てっきり観光客相手に変なモノを売りつける人だと思って「いらない、いらない!」と
ずっと拒否していたら、あまりにしつこいので、ハッと気が付いて実は検札だったとわかった次第(笑)
もっと職員ぽい格好してくれよ〜。



<そして掏摸疑惑>
2日目くらいにトラムに乗り込むとき、他のメンバーは先に乗り込んでいて私は「いつもすいてるのにやけに駆け込み乗車が多いなあ」と思いつつ、
最後にある集団と一緒にドドッと乗り込んだ。
で、その集団は入り口付近で立ち止まってしまうのである。
入り口付近での密集度がイヤなので、みんなの方に行こうとその人のかたまりを抜けようとするんだけど、
なぜかわざとのように前に人が立ちはだかって抜けられない。
何度かチャレンジするもどうしてもどいてくれないので、こっちではこういう無理な事はしちゃいけないのかなあ?などと
ちょっとあきらめつつ、ふっと気が付くと斜め掛けにしているバックがなんだか引っ張られているような気がする。
は!?これはもしや!!!と思い、とっさにバックを抱きかかえその密集地帯を無理矢理に抜け出した。
抜けてみると混んでいるのはその周辺だけで、その集団はどうやらチェコ人ではない外国の同じ仲間らしく
次の停留所でさささーっと降りていった。
気のせいか私のかばんのファスナーが半分くらい空いていた。
でもそのポケットには何も入ってなかったんだけどね〜。
私と一緒に集団の真ん中に押しやられたリュックをしょったお兄さんが居たけど、大丈夫だったかな。



まずは旧市街広場へ。

ここは市場や小さいおみやげ屋が密集している。
この時計が有名で時間になるとからくりが動き出すので、大きな広場に密集した観光客がぽかんと口を開けて眺めるのだ。
案の定、ここで掏摸に会う人が多いらしい。

  
<有名な木のおもちゃ屋さん>

<全長300mくらいの市場>

おみやげやで「かわい〜」を連発しているとお兄さんがニコニコしながらも「?」という顔をするので
早速、Jが指さし会話帳を取り出し「かわいい」を指さすと不思議そうな顔をして「きれい」のところを指さした。
やっぱり「かわいい」は日的本ニュアンスだな。


街をぶらぶらしてるといかにも素敵なおじさま達のコーラスが聞こえる。
歌声に引き寄せられていくとそこはレストラン。
歌声喫茶か?」と思いつつ写真メニューに惹かれて入ってみる。

<(歌声)レストラン>
おじさまたちは何かの同窓会のような感じ。


 
英語のメニューを頼りにパン入りのスープとサラダ、お肉類を頼んでみる。
チェコで初めてのビール。
せっかく覚えたからみんなでで「ナズドラビー!(乾杯)」

このお店の横に文房具屋さんがあって、手芸材料もいろいろ売っていた。

棚を物色しているとまつげ付きの動眼を発見!
協会みやげにさっそく購入。
書道の道具が割と幅を利かせていた。流行っているのか?
もし、スッテンテンになったら、路上パフォーマンスで書道をしてみるかとJと相談。



街をプラプラしているとなんと多肉植物屋を発見!素敵〜〜♪
ものすごーく買って帰りたかったけど泣く泣くあきらめる。

  
<ショーウインドウにところせましと多肉の山>



 
<おもしろいと評判のミノル劇場>                  <超好みの怪しさ満点の人形>

この旅のメインは「人形劇を見る」
だから、お目当ての劇場に行ってみるがなんと開いてない。
「いつやっている」ともなんのインフォメーションも無い。
目の前の子供服のお店の人に聞いてみると「知らない」と言う。
あきらかにこの劇場のお客さん目当てで開いているお店なのに、その言いぐさはなんだ!
となりのアイスクリーム屋のバイトの子に聞いても知らないととという

下調べをしていかないこっちが悪いのはわかるけど、こっちの店員は本当に愛想がないよ!ぷんぷん

そして、お目当てのもうひとつ。
手芸材料を買い込む。
チェコに住んでいたことのある人に聞いた手芸屋に向かう。

思ったよりこじんまりした街の手芸やさんという感じ。
   
でも置いてあるモノはやっぱり珍しい。
私はボタンを買い漁る。
最初に買って、一旦店を出るが円換算してあまりの安さに買いに戻ったほど。
しかし店員はチェコ語しかわからないおばちゃま2人で、希望を伝えるのがものすごーく大変。
ボタンは欲しいケースを引っぱり出して、欲しい分を自分で出して伝票を書いてもらうのだが、
欲しいケースがカウンターに阻まれて手が届かない。
Jが「赤いボタンが見たい」というと1個指さして「コレか?」「違うもっと下の」「じゃあコレか?」という調子。

毛糸は見本しかなくて「コレをいくつ」とお願いするシステム。
しかもいっぺんに2種類しか覚えてくれない。
Mは毛糸を指さして、数も指で伝えるというコミニュケーション10回くらい繰り返していた。
Jはレースを何メールと頼んで、「やっぱり全部ちょうだい」が伝えられなくて四苦八苦。
しかし、6人できっとあのお店の1ヶ月分くらいの売り上げくらい買ったんじゃなかろうか。

今度行くときは「全部ちょうだい」だけは覚えていこうと決心。


お店を探してウロウロしている時、またしても女の子2人の日本人旅行者に道を聞かれる。
当然、聞かれたのとは前日とは違う2人組。
「あのー、私たち今どこに居るんでしょうか?」と地図を差し出しながら聞かれる。
う〜〜ん、自分たちのいる場所もわからないとなると、大変だねと思いながら親切に大きな目印など教えてあげる。

日本人観光客は結構見かけていたんだけど、私らそんなに馴染んでいたのかしら・・・・。


<本屋をハシゴする>
ヴァーツラフ広場で本屋を見つけ早速物色。

  
ジョセフ・ラダの本を4冊、プラハの昔話の飛び出す絵本や、なぞなぞの本など10冊購入。
とにかく本は安い、ハードブックフルカラーの本でも日本の1/4くらいじゃないかと思う。

ちなみにウィーンでは4冊購入。

この本らが帰りの荷物の中で最大の重量となるのである。


夜は有名どころのパブに行こうと言うことになる。
 
<ウ・フレク>
昔の修道院をそのまま使っているというビアホール。
ホール毎に演奏のおじさんがいて、観光客のリクエストに合わせてお国の歌を演奏する。
楽しいけど、かなりうるさい。
そしてビールのメニューはあるがあるのは1種類きり。
メニューにあった、スモールサイズを頼むと「無い」とにべもない。
飲まないBやPが「いらない」と言っても勝手に置いていく勢い。
オーダー聞く気ないね。
 
<グラーシュ、クネードリキ添え>


24日(土)
この日はまず、ミュシャ美術館に行く。
そのあと、プラハ城に行って、夜はマリオネット劇場に行くつもりだったのでお昼をさっさと取ることにする。



<働きたくないパブ>

とりあえずお昼を食べようと悩まずに目に付いた「ランチ」とかいた看板を出しているパブに入る。
2時頃だった事と、裏通りのせいかお店には客の姿がなく、けだるそうなお母さんが
「え??6人も何しに来たの?」みたい顔をしてメモだけ持ってオーダーを聞きに来る。
メニューをくれというとシブシブ持ってくる。
飲み物6つとサラダ3つ、サンドイッチを3つ頼むと、慌ててどこかに電話をしている。
飲み物は割とすぐ出たのだが、、サンドイッチが待てど暮らせど出てこない。
そうこうするうちに息子らしき若い男の子がエプロンを付けながら入ってくる。
お母さんはアレコレ話したあと、お店を出ていってしまった。
「買い物にでも行ってたりして〜」と笑っていたら、マジで買い物に行ったらしい。
さらに待つこと10分ほどでお母さんが帰ってきて、なにやら作っている気配とともに
サラダとサンドイッチが出てきた。
味は良かった。
私はPとシュリンプのサンドイッチをシェアして頼んだのだが、Pは美味しそうに焼き目の付いたエビを口に入れたとたん
「ここでコレを食べるとは思わなかった!」と一言叫んだ。
そんなに美味いのかと急いで食べてみると、なんとそれはエビの形をした「かまぼこ」だった。
こんなモノがあること初めて知った。
プラハではエビはこれらしい。

文句いいながらも他は美味いので食べながらなにげなく見ていたら
お母さんはひと仕事終わって「もうこれ以上働かないわよ!」って顔をして定位置らしき大きな椅子にドッカリ座るんだけど、
その椅は足が1本折れていて、どうやってもかたむいてくるのである。
それなのに、折れた足をつっかえ棒にして何度も何度もチャレンジしてとうとう安定させてどっかり座り込みエスプレッソを飲み始めた。

そんな矢先、私達が6人も入っているのが客寄せになったのか、どんどんお客が入りだした。
その店はプラハでは良く見かける「クリーム&ドリーム」という持ち帰りアイスクリームもやっていて、
10数人の団体客が群がってきてしまう。
お母さんはお釣りは無いわ、注文に対応しきれないわで息子に当たり散らしながらアイスをすくっていた。
きっと、こんなにお客が来ることがなかったんだろうな。


そして、プラハ城に向かう。


<カレル橋にて>
やっぱり、このカットは撮っておかないとまずいでしょーと、ウィーンからの移動の車内でBに書かせた
ご一行様バナーと旗。
暑くて倒れそうな中、あーでもないこーでもないとセッティングしている怪しい御一行を
周りの旅行者は興味深そうに、そして遠巻きに見ていた。

奥に見えるのがプラハ城。


<カレル城内の黄金小道>
 
ここで1体目のマリオネットを購入。

  

昔は普通に人が住んでいたらしいけど、ドアも小さいし天井も低い。
「小人のおうち」状態である。
よく住んでたもんだと感心していたら凄いモノを見つけた。
折り畳み式の階段である。
鉄のフックをはずすと丁番で畳まれていた階段が出てくる仕組みである。
狭さを克服する知恵に感激。



ヴァーツラフ広場のスタンドで早めの夕食、チキンカツのハンバーガーを食べる。これも美味かった。
この広場にはいろんなスタンドやカフェがいっぱいあるのだ。



そしていよいよ人形劇へ。

お目当ての劇場見学がダメだった為、スタンダードに国立マリオネット劇場を選ぶ。
演目は「ドン・ジョバンニ」

見てきたと言う人の反応ではイマイチという感じだったけど、十分楽しめた。
マリオネットの操作についてはもうちょっとすごいテクニックを見てみたかったかなあという感じ。

開演時間が遅くて、終わると22時近い。
日が落ちるのが遅いとはいえ、子供は早く寝なくていいのか?と心配になる


このあと、ちょっと離れたところにある24時までやっているスーパーに行きたいと何人か言い出して、行くことにする。
着いたのは23時近くで、眠気で朦朧としながらもフラフラと物色。



<スーパーでも客はお客様じゃない>
遅かったせいなのか、レジは1階にしかなくて、店員もあまり居ない。
商品棚から商品がダーッとこぼれていたり、猫の砂の袋にガムテープを貼って売っていたりと
商品管理はかなりお粗末。
4階でお魚柄のバッグが500円くらいだったので、早速1階のレジに。
レジのおばさんバッグをいじくり廻しているが、どうやら値札が取れちゃっていたらしい。
そして私に「ほら値札がないのよ」といわんばかりに見せる。
「は????」
無いのはわかったけど私にどうしろと????とポカンとしてると
「だからー、値段取れちゃってるのよ、これじゃレジ打てないわ(たぶんこう言っていたにちがいない)」
とお手上げポーズまでされた。
どうやら、私に値段の付いているモノを取りにいくか、買うのをあきらめろと言ってるらしい。
見ると、レジの後ろには列が出来ている。
さすがにヘトヘト状態の最後のがんばりでこのスーパーまで来た私にもう1度、4階まで上がる気力はなかった。
「もういい」という手振りをすると
おばさんは「オッケー」という感じでそのバッグをポイと横によけて、何事も無かったようにレジに戻った。
日本じゃありえないよね!とつくづく、日本の良さを実感。




25日(日)
朝一番からすっかり観光地として有名な骨の教会、クトナー・ホラを見に行く。
下調べをしていなかったのと、トラムの乗り換えを間違えた為、1時間のロス。
せっかく1時間早起きしたのに、その分チャラになる。

場所は郊外なので1時間、田園風景を眺めながらの電車の旅。

  
<クトナー・ホラ駅と行きの車内>

「クトナーホラは」お金を払えば写真をとっても良しという割り切った教会。
もちろん写真は撮ったけど、やっぱりお墓なんだよなと思うとちょっと厳粛な気持ちになる。


思ったよりも小さくてあっさり見終わったので帰りの電車を1本繰り上げる事にする。
しかし電車の時間まであと15分、来るときはのんびり歩いて20分弱、必死でカンカン照りの道を競歩で帰る。

1本逃すと次は1時間後なのだ。

   
<帰りの電車>
かけ乗った電車はなんと、コンパートメント型である。
これぞ「世界の車窓から」だ!とみんな大はしゃぎ。
・・・する間もなく暑さと競歩の疲労からか爆睡。
あっという間にプラハ到着。


そして最後の観光、市民会館へ。
中のスメタナホールが有名だが、見学ツアーに申し込むには時間が足りず、見られるところをウロウロ。
お昼を食べていなかったので目に付いた日本語でメニューの書いてある地下のレストランに入る。
日本語のメニューが書いている店はまずい事が多いらしいとBが止めるが、アレコレ探すのもめんどくさいのでそのまま入る。
しかし、通説はここでもくつがえる!
旅行中の食事の中で一番美味しかった♪

そして、うっとりするくらい素敵な内装。
最後の最後でアタリを引いた気分。

  

その後、最後の最後のお買い物。

前の日買ったマリオネットが1体では遊べないだろうと、お父さんを旧市街広場で購入。


この日はお昼が遅かったので夜は軽めにしようとパンとハムを買い込んでホテルでとる。
ハムを買うのにはショーケースの中で枚数売りしているものを買うのだが、身振りだけでなんとか購入。


こっちの食事は全般的に野菜が少なかった。
スーパーでもあまり売ってるところを見なかったし、家庭料理では何食べてるのかなあ?
フルーツは安かったのでちょくちょく買って食べていた。


毎日、とにかく移動手段がなくなるまで歩き回って、ホテルに戻ると気を失うように寝ていたので
最後の最後の夜で初めてホテルで全員揃って乾杯。



26日(月)
この日は朝7時にホテルを出発。
時差分があるので、丸1日移動でつぶれるのだ。



そしてやっぱり避けて通れないロシアでのトランジット、例のシェルメチェボである。
やっぱり変わらず入管手続きで待たされる。
今回は前半3人、後半3人のところでドアを閉められる。
2度目ともなると、余裕が出てきて、オロオロしている外国人をしりめにこんな写真を撮って遊んでいた。

左からN、P、B

そして、乗り換え4時間をつぶすため、アイリッシュパブにて最後のビールを飲むことにする。
おみやげは買い尽くしたしもう外貨はいらないね。と言うことで
みんなが持っているだけのユーロを出してカウンターへ。


ビールやホットチョコを頼んで、ぴったりの小銭をカウンターにジャラッと置くと
それまでむっつり仕事をしていたお兄さんが思わず吹きだした。
だからこっちもニッコリ。
そしたらお兄さんたら、大きめのコインだけ取って、残りは押し返して来た。
どうやらおごってもらったらしい。

そして、8時間の飛行機の旅。
27日の朝10時に成田に到着。
最後にゆっくりお茶でも、と思ったらリムジンが15分後に出発で、その後は2時間は無いという。
挨拶もそこそこにバスに飛び乗り、家路に着いたのであった。


掏摸疑惑もあったけど、基本的に犯罪に巻き込まれる事もなかったし、その他のトラブルや病気もなくて
大満足の旅だった。
ただ、2都市まわった事で見足りない感は多少残ったかな。


■■ この旅での大きな教訓 ■■
・なにごとも下調べはしておくこと
・最低限の文句と欲しいモノの名前は現地語で言えるようにしておくこと